コラム

かつては、原子力発電というとクリーンかつ高効率で安価な夢のような発電、という触れ込みでした。

しかしながら、このイメージは、東日本大震災以降すっかり消えてしました。

また、火力発電は化石燃料の枯渇や二酸化炭素発生による地球温暖化への影響などの問題から、

いずれは使えなくなるだろうと考えると、やはり代替エネルギーは必要となります。

原子力発電に対抗できる新エネルギーとして最も有力であるのが太陽光発電だと思います。

太陽光発電は文字通り太陽からのエネルギーを電気に変換するため、

太陽がある限り枯渇の心配はありません。

また、装置自体は太陽光を吸収し変換するだけの比較的シンプルな構造なので、

原子力発電のような危険性もありません。

一方で問題となるのは変換効率があまり高くないという点なのですが、太陽光発電装置は世界中の様々な

場所に設置できるため、一機当たりのエネルギー不足は数で補っていくことができますし、

現在も研究が進んでいて、変換効率は上昇してきています。

これらの点から太陽光発電は原子力発電に代わる新たなエネルギーとして期待できるでしょう。