コラム

現在、世界各国の発電方法は、国によって構成比が様々です。

しかし、どこの国も火力発電の構成比率が高いのが現状です。

火力発電は、天然ガスや石油や石炭を燃焼させ、高温の蒸気を発生させ、

それによってタービンを回して発電するという原理です。

従って、どんなに高効率でCO2の排出を抑えられる発電シスムでも、

地球温暖化には何がしかの影響を与えます。

また、原子力発電はこうしたCO2の排出問題はありませんが、核のゴミの処理が

人類にとっては永遠の脅威です。

こうした点から、風力や太陽光などのCO2を排出せず、また安全な再生可能エネルギーの

構成比率のアップが望まれるのです。

とはいうものの、世界の発電を一気に再生可能エネルギーに代替する事も難しく、

当面は、発展途上国のCO２排出の多い非効率な火力発電を、日本の先端技術による

クリーンな火力発電にリプレースしつつ、徐々に太陽光発電の比率も上げていきながら、

トータルでのCO2排出量を削減する事が現実的でしょう。