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コラム
太陽光発電システムにおけるCO2排出
地球上に到達する太陽光のエネルギーは1㎡当たり約1kwとされています。
ゴビ砂漠の半分に太陽電池を敷き詰めれば、世界中の人が必要なエネルギー量を発電できると言われています。
それだけのエネルギーを生み出す太陽光発電は、化石燃料を使用する火力発電と比べたとき、とてもクリーンだと言えます。
化石燃料を使用する火力発電では、1kWhあたり約690gのCO2が排出されます。
しかし、太陽光発電によるCO2排出量は1kWhあたりわずか17~48gにすぎません。
太陽光発電なら、1kWhあたり約650gのCO2を減らすことができるわけです。
たとえば、3kwの太陽光発電システムを設置したとします。
1kwの太陽光発電システムの年間発電量は約1000kWhとされていますので、3kwなら3000kWh。
それだけの電力を生み出す際に、火力発電を使用せずに太陽光発電を使用すれば650×3000で
1950kg前後のCO2を削減できることになります。
杉の木1本あたりの年間CO2吸収量が平均14kgとされていますので、太陽光発電を使用すると、
それだけで、杉の木を140本植えたのと同じ効果があると言えます。
私たちが暮らす地球環境のことを考えたなら、何が何でも太陽光発電へとシフトしてゆくべくだと思うのです。