COLUMN
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コラム
火力を用いつつ次世代のエネルギーを探る
我が国における次世代のエネルギー源についてお話します。
原子力発電は危険性が高いために技術として成熟する見通しが立たず、
これを次世代のエネルギー源が確立するまで使い続けるには問題が多すぎます。
水力発電も多くの村落を水没させるなど環境に良いとは言えません。
このことから、つなぎ役としては火力発電がふさわしいようにも思います。
次世代エネルギー源の候補には、自然エネルギーの一種のバイオマスがあります。
イモはバイオ燃料源として早くから期待されており、日本全国どこででも育てられます。
しかも、育成に太陽光をあまり必要とせず、日当たりの悪い山間地の休耕田でも大量に栽培できるので、
狭い耕地でコメを上回る収穫量が期待できるでしょう。
イモは醗酵させればアルコール燃料になり、自動車を走らせることも不可能ではありません。
火力発電が用途であればそのまま燃やせば良いので、かなり使い勝手の良いエネルギー源だと言えます。
ユーグレナ(ミドリムシ)のような微生物にしも同様です。
しかしながら、火力発電ではCO2も生産してしまします。
火力発電を用いつつ、将来的には風力・太陽光などを利用した再生可能エネルギー源へと
シフトしてゆくことが良い方法だと言えるでしょう。