COLUMN
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コラム
今後の太陽光発電
原子力発電が様々な問題を生み出している現在、
新たな発電方法や他の発電方法へのシフトを真剣に考えるべきではないでしょうか。
私は、特に自然をソースとする太陽光発電は重要だと考えています。
ですが、技術的な問題や、導入に伴う副次的な問題が気になるところです。
技術的な問題については、近い将来、普及されるというスマートメーターや
それの親機となる通信機器のセキュリティです。
現在は、人がメーターを確認するというアナログな方法で行われていますが、
これが通信機器を利用することになると、情報の窃盗・改竄の問題が発生する可能性があります。
太陽光発電は、風力や地熱と違い、個人をベースとしたスマートグリッド型で普及していますので、
この問題は慎重に考えるべきです。
情報の窃盗に関しては、個人を特定してもさほど影響はないと思いますが
(現状もメーターを見れば売電量・買電量などは把握できる)改竄となると、
即金額に跳ね返ることになるので、事は重大です。
暗号化などの技術は、セキュリティホールを狙った攻撃が絶えないため、
絶えず改修ができる方法を検討しないといけません。
副次的な問題としては、太陽光発電の今後について考えさせられます。
現在は、導入過渡期で、導入数が増えていっていると思いますが、
10年後、20年後に必ずメンテナンスが必要な時期がやってきます。
もちろん機器の老朽に伴う、故障や性能劣化が発生するのは予想できることです。
しかし、買取制度の10年、20年という長い運用期間では、
何か予想も出来なかったような問題が待ち受けているかもしれません。
ですので、太陽光を運用する10年、20年という長い期間自体、
リスクそのものであるということを認識して、太陽光発電を導入する必要があると考えます。