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コラム

太陽光工事の注意点

太陽光発電システム設置工事を行うにあたって、

以下に挙げる地域ではそれぞれの気候や地域の特性に留意した設置工事を行う必要があります。

 

まず、積雪地域ですが、積雪地域においては、

その荷重に耐えられる構造設計された架台を使用する必要があります。

仮に豪雪地域でないにしても、太陽電池の表面はガラスですので、

雪が滑り落ちやすくなっているうえ、落下速度が速いことから衝撃が大きくなっています。

落下して人や器物に被害を与える可能性がある時には適切な雪止めの設備が必要です。

 

次に海岸に近い地域ですが、海岸に近い地域では塩害に対応した太陽電池、

および施工用の部材が求められることになります。

 

次に強風が吹くような地域であれば、大きな風圧の荷重に耐えうる太陽電池、

および支持部材と施工部材が必要となります。

 

寒冷地域においては、太陽電池や施工部材の隙間に入り込んだ水の凍結や融解が

問題とならないような対策が求められることになります。

 

落雷が多い地域については、太陽電池が特別落雷しやすいことはありませんが、

他の住宅同様に落雷対策は必ず必要となります。

 

ここでは簡単にご説明しましたが、上記のように地域や環境により様々な諸条件がありますので、

実際に施工業者を選択する際には経験と実績がある業者を慎重に選んで頂きたいと思います。

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