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ソーラーシェアリングとは

まだ「ソーラーシェアリング」という言葉を聞いたことがない、

もしくは知らないという方も多いかもしれません。

太陽光発電と農業を結びつける言葉であり、これから将来的に期待されている事業です。

簡単にいえば、農業を行いながら太陽光発電システムで電力エネルギーを賄っていこうというものです。

パネルを設置する場所は耕作地の真上です。

耕作地の上に屋根のようにパネルを設置するとなると、

耕作地に日光が入らなくなるのではないかという疑問をもつ方もいるかもしれません。

その疑問を解決するキーワードが「光飽和点」です。

飽和という言葉で察しがつく方も多いと思います。

すべての植物(植物の種類にもよります)には日光の必要量が決まっているらしく、

それ以上の太陽光を浴びせても必要以上には成長せず、植物も太陽光の力を使いきれません。

そして強すぎる太陽光は、植物内の水分の蒸発にも繋がってしまいますし、植物の生育上もよくありません。

この「光飽和点」を計算して植物には必要な日光を確保しつつ、

必要以上の日光は太陽光発電システムに利用するこれが「ソーラーシェアリング」なのです。

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