コラム

どんなに技術が進んでも、化石燃料を使っての発電は二酸化炭素を全て抑制することはできません。

一方、太陽光発電は太陽があれば電気を作れ、大気汚染物質も排出することはありません。

同時に製造時に出る二酸化炭素も十分回収できますので、環境に優しいと言えるのではないでしょうか。  

太陽光発電システムの製造時の二酸化炭素は、製造時などに排出されるものを全て含めても、

現在実用化されている技術では、１ｋｗ当たり１７～４８ｇ程度であると言われています。  

火力発電で発電する場合、１ｋｗ当たり約５００～９００ｇ余りも発生しますので、わずか数パーセントで済むということになります。  

一方で気になるのは、廃棄時のシステムはどうなるのかということです。

リサイクルの市場がまだ確立されていないのは、太陽光パネルは寿命が長く、まだ家庭からの廃棄がないためだと思われます。  

廃棄する場合は、一般産業廃棄物扱いとなるので、設置した業者に問合せするといいでしょう。

ちなみに、２０１４年１月より、太陽光発電システム鑑定協会がパネルの回収・再資源化サービスを開始していますので、

こちらのサービスを利用することもできます。