COLUMN
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コラム
世界最小クラスの蓄電池
エネルギー市場を取り巻く環境は、昨今、急激な変化を迎えています。
国は2015年1月、再生可能エネルギー特別措置法施行規則の一部を改正し、
電気の需要に対して供給が 過剰にならないよう、出力制御のルールを改めました。
今後、詳細条件が定まっていくでしょう。
そして、2015年6月末には固定価格買取制度(FIT)における太陽光発電のプレミア価格での買取期間が 終了する予定です。
さらには現在、高圧で認められている電力小売が2016年には住宅が利用する低圧までとなる電力小売の 全面自由化が始まります。
オムロンは、こうしたエネルギー市場の変化への対応を可能にするソリューションを、業界に先駆けて 用意し、
「第5回 国際 スマートグリッドEXPO」で紹介しました。
太陽光発電に対してプレミア価格での買い取りが終了すれば、発電した電力を売電するよりも
自家消費に回す傾向が強まっていくと想定されます。
オムロンは屋内設置用の蓄電池ユニットは容量6.4kWhで重さは約60kgと世界最小・最軽量クラスを実現しました。
家庭で使う空気清浄機と同等の大きさで、搬入時にクレーンなどを使わなくても施工できるため、
設置工数が減り、導入しやすくなります。
それでいて、充放電が8000サイクルとほぼ10年に相当する長寿命も確保したのです。
主に住宅市場向けに2015年春の発売を予定しています。