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コラム

電力を何らかの方法で貯める工夫

太陽光発電の方式上当たり前のことではありますが、

どうしても避けられないのは日光のない夜は発電できないということです。  

このため今の方法では、夏場などの昼間のピーク電力をカバーするための発電方式としては適していると思いますが、

それ以上の発電量をまかなうような役割にはまだ就くことが出来ません。  

家庭用の電力レベルであれば、ある程度の時間は電力供給が可能な蓄電池も製品化されており、

まだまだ安価とは言えませんがなんとか手が届かなくもないところまではきています。  

しかしながら、発電所レベルの大電力となると、まだまだ蓄電池で何とか出来るようなレベルではなく、

やはりまだ「電気は貯めておくことが出来ない」のが一般的な常識です。  

蓄電池の開発も進んではいますが、まだ大電力を保持できるようなものは目処も立っていません。  

ですから他の形式、例えば揚水発電のように別の形のエネルギーとして蓄える方法も検討すべき なのかもしれません。  

比較的電気に近いところでは、昼間太陽光発電で作った電気で水を電気分解して水素を作り、

その水素を使って夜に燃料電池で発電を行ったり、燃料電池自動車などに使うなど、

直接的な「蓄電池」の枠にとらわれない発想も必要かもしれません。  

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