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コラム
27年度太陽光発電買い取り価格
経済産業省の有識者委員会は3月24日、再生可能エネルギーで発電した電力を買い取る制度について、
太陽光発電の買い取り価格を3年連続で引き下げる案を了承しました。
大規模な事業用の太陽光発電については普及が進んでいるなどとして、
今年度より1キロワットアワー当たりで3円引き下げて、ことし4月から29円にするとしています。
家庭用も4円引き下げて33円とするとしていますが、九州電力など7つの電力会社の管内では、
電力の安定供給のために家庭に設置する装置の費用を上乗せして35円とする計画です。
一方、風力や、中小水力、地熱発電などの買い取り価格は、太陽光に比べて導入が進んでいない
状況などを踏まえ今年度と同じ価格で据え置くとしています。
委員会で見直し案は了承され、経済産業省は関係省庁の意見を聴いたうえで、
来月中に 太陽光発電の買い取り価格を3年連続で引き下げることを決定する方針です。
もともと太陽光発電の固定価格買い取り制度がスタートした時点では、48円でした。
今から思うとこの価格は、かなりの高額だったように思いますが、3年たって19円も引き下げられることになります。