COLUMN
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コラム
開発が進む新型ソーラーパネル
東日本大震災による原子力発電所の事故を受け、日本では各地にメガソーラー発電所を始めとする様々な
太陽光発電設備が設置されるようになりました。
さて、この様な太陽光発電設備においては従来の技術に基づくソーラーパネルが 設置されているのですが、
これらのパネルの発電効率がとても重要なポイントとなります。
その為、各ソーラーパネルメーカーにおいてはこの発電効率を高めようと技術開発にしのぎを 削っているのですが、
この激しい開発競争から少し照準をずらしたソーラーパネル開発が アメリカの大学で行われています。
新開発のソーラーパネルが従来のそれと違う点は、パネル自体に充電機能を持たせたという点です。
そして、これにより実証実験の段階において圧倒的な高効率を達成したのだそうです。
また効率ばかりではありません。
太陽光発電においては、その発電量が天候に大きく左右されるという欠点があり、
そのため、この欠点を補う目的で充電設備も併せて設置されるケースが多いのですが上記新型パネルの場合、
それが不要となります。
つまり、この新型パネルが実用化となった暁には、高い発電効率だけでなく、
太陽光発電システム全体の低コスト化が期待できるという訳です。
早めの実用化に期待したいところですね。