コラム

再生可能エネルギー全量買い取り制度とは、国が発電したすべての電気の買い取りを

補償する制度ですが、最近の動向を見ていると全然安心できないというお客様の声をよく聞きます。

現に、北海道、東北、四国、九州、沖縄の５電力は固定価格で買い取る契約を一時中断することを決めました。

送電線の能力が足りず、買い取りをこれ以上増やすと停電などのトラブルを起こす心配があるため、

だと言われていますが、最近は国も再生可能エネルギーよりは原発の再稼働に

力を入れているようにも思われ、本当に心配です。

皆様もご存じのとおり、原子力発電は核廃棄物を排出しますし、一度事故を起こせば大変な惨事をもたします。

私はどちらかというと、原発には反対派なので、多少コストが掛っても全量買い取り制度は維持して

もらいたいと考えています。

実際には、全量買い取り制度は見直しを迫られることになるかもしれません。

株も、再生可能エネルギー関連銘柄の売りが目立つようになっています。

しかしながら、これらの問題は東日本大震災が原点ですし、今でも苦しんでいる人はたくさんいます。

国には苦い経験を活かしてもらいたいと思います。